Q:駐在員が契約を結ぶにあたって、気をつけたほうがいい点があればアドバイスしてください

A:良い物件は人気があるため、他に流れてします危険が大きいです。まずは、契約の前に、家賃1ヵ月分のデポジットを打って、物件を確保することがよいでしょう。その後、相互に必要提出書類を用意し、契約書の内容のチェックに進みます。出来れば社内の法務部でのリーガルチェックが望ましいです。社内に弁護士などおられない場合は、弊社ジャンクラブも内容チェックのお手伝いをいたします。管理費が含まれるかどうか。その他の経費、ガス・電気・水道・電話代の支払いはどちらサイドなのか。更新条件として家賃の値上がり率はいくらかなのか、解約条件、デポジットの返却時等はいつなのかなどを、確認することが必要です。よく問題になるのは、退去後に大家さんがする壁のペンキ塗り費用です。原状復帰の観点からすると、自然劣化による壁・天井の変色の場合は、大家さんがテナント(皆さま)に費用を請求しないという条項が望ましいです。